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✅ 結論
家族でANA国内線に乗るなら、無料で預けられるのは「1個23kgまで」。事前に量ってから出発し、運賃は予約時に席を選べるもの(我が家は「スタンダード」)を選ぶ。今回の石垣島旅行で、これが我が家の新しい基本になりました。
📌 この記事でわかること
- 預け荷物が「家族の合計の重さ」から「1個23kgまで」に変わった話と、超過料金を払わずに済んだ方法
- 泡盛などお酒を持ち帰るときの量の決まり(度数によって1人5リットルまで)
- スマホの搭乗券は出発24時間前から、というしくみ
- 家族で並んで座るために、運賃選びで気をつけること
- 番外編:石垣空港でレンタカーの送迎を30分以上待った話と、我が家の保険の考え方(ふだんの自動車保険がレンタカーで使える場合も)
2026年9月に、家族4人で石垣島へ行ってきました。石垣島を拠点に、西表島・黒島・波照間島へ船で渡る旅です。飛行機は中部国際空港と石垣空港を結ぶANAの直行便。2026年5月19日の搭乗分からANA国内線のルールが大きく変わってから、我が家にとっては初めての家族旅行でした。
これまで何度もANAで沖縄へ行っていますが、今回は空港で「あれ?」と立ち止まる場面がいくつかありました。同じように家族で飛行機に乗る方の参考になればと思い、実際に困ったことと、ANA公式サイトで確かめた今のルールを一緒にまとめておきます。①の預け荷物と④の座席指定は2026年5月からの変更、②のお酒と③のチェックインは以前からあるルールです。
まず、何が変わったのかをひと目で
2026年5月19日の搭乗分から、ANA国内線は予約のしくみと運賃が新しくなりました。家族旅行に関係が深いのは、次の点です(エコノミークラスの場合)。
項目 | 2026年5月18日搭乗分まで | 2026年5月19日搭乗分から |
|---|---|---|
無料で預けられる荷物 | 1人20kgまで(個数の決まりなし) | 1個23kgまで・個数は運賃によって1個か2個 |
家族の分をまとめて考える | 重さを合計して考えられた | まとめられるのは「個数」。23kgの上限は1個ずつ |
荷物の大きさ | 3辺の合計203cm以内 | 3辺の合計158cm以内(キャスター・持ち手を含む) |
事前の座席指定 | 購入時に指定 | 運賃によっては出発24時間前から |
出典:ANA公式「無料でお預かりする重さ・サイズ・個数(国内線)」「国内線運賃のリニューアル」。変更前の内容は、変更前に掲載されていた同じページの記載によります。
① 帰りの荷物が25kg|「家族の合計」ではなく「1個23kg」になった
困ったのは帰りの石垣空港でした。預けようとした荷物のうち1つが25kgあり、カウンターで止められたのです。
実は我が家は、ふだんは持ち運べる吊り下げ式のはかりを旅行に持っていき、出発の直前まで荷物を量れるようにしています。ところが今回は、その確認をしないまま空港へ向かってしまいました。はかりを持っていたのに使わなかった、油断による失敗です。
以前のルールでは、無料で預けられるのは1人20kgまでで、個数の決まりはなし。家族4人なら合計80kgの範囲で考えればよかったので、1つだけ重くても、ほかが軽ければ問題ありませんでした。我が家もずっとその感覚で荷物を詰めていました。
今のルールでは、エコノミークラスは1個あたり23kgまで。家族の分をまとめる考え方は今も残っていますが、まとめられるのは「何個まで無料か」という個数のほうで、23kgの上限は荷物1個ずつにかかります。合計がいくら軽くても、23kgを超えた1個には料金がかかるしくみです。

超過料金はいくら?
23kgを超えて32kg以下の荷物は、1個・1路線あたり1,100円です。那覇と石垣、那覇と宮古、宮古と石垣など、一部の路線は500円になります。32kgを超える荷物や、1人の合計が100kgを超える荷物は、預けられない場合があります。我が家の中部と石垣の路線なら、1個あたり1,100円かかるところでした。
その場で荷物を分け直して、超過料金は0円に
幸い、ほかの荷物には余裕がありました。カウンターの前で重い荷物からいくつか取り出して軽い荷物へ移し、すべての荷物を23kg以下にそろえ直しました。これで超過料金はかかりませんでした。
帰りはお土産が増えて、行きより重くなりがちです。同じことで慌てないために、出発前にできることをまとめておきます。
- 宿を出る前に、1個ずつ重さを量る:我が家は吊り下げ式のはかりを持っていきます。はかりがなければ、体重計に荷物を持って乗り、自分の体重を引く方法でもおおよその重さはわかります
- 重い物(お酒・調味料・本など)を1つの荷物に集めない:最初から複数の荷物に分けて入れておきます
- 余裕を見て、1個20kgを超えそうなら早めに分ける:23kgぎりぎりだと、お土産ひとつで超えてしまいます。カウンター前での詰め替えは、後ろに並ぶ方にも気をつかいます
我が家が持ち歩いているはかりは、荷物の持ち手に引っかけて持ち上げるだけで量れる、手のひらサイズのものです(最大50kgまで)。MYCARBON 吊り下げ式ラゲッジチェッカー|Amazonで見る(広告)
我が家はスーツケースではなくバックパックで旅行しているので、バッグ自体が軽いぶん、23kgの枠を中身に回せます。その理由はスーツケースをやめて3年|バックパック旅行に切り替えた理由にまとめています。
② 泡盛の持ち帰り|度数によって「1人5リットルまで」の決まりがある
沖縄のお土産といえば泡盛。今回は三合瓶の泡盛を6本持ち帰りました(うち4本は波照間島の泡盛「泡波」で、1本600ml。買えたときの話は波照間島に家族で初めて日帰り|レンタルバイクでの島めぐりと、幻の泡盛『泡波』に出会えた話にまとめています)。
実は、お酒には量の決まりがあることを、私たちは旅行前に知りませんでした。ANA公式サイトでは、次のように案内されています。
- アルコール度数が24%を超え70%以下のお酒は、1人あたり5リットルまで(機内に持ち込んでも、預けても同じ)
- 24%以下のお酒は、お酒としての量の制限なし(荷物全体の重さ・大きさの決まりは別にあります)
- どちらも、お店で売られている容器に入っていること
泡盛は多くが25度以上なので、この「1人5リットルまで」の対象になります。我が家の6本は、多く見積もっても合計3.6リットル(1本600ml×6本)。1人で全部持っても範囲内だったので、結果的には問題ありませんでした。
気をつけたいのは一升瓶(1.8リットル)です。1人2本(3.6リットル)までは範囲内ですが、3本(5.4リットル)になると超えてしまいます。古酒や一升瓶をまとめて買う予定がある方は、出発前に一度、ANA公式サイトで確かめておくと安心です。
また、ANAは瓶に入ったお酒や飲み物は割れやすいので、機内に持ち込むよう案内しています。重い瓶を預け荷物に入れると、①の23kgにも引っかかりやすくなります。
出典:ANA公式「機内持ち込み・お預かりに条件があるもの(国内線)」「食品・飲料品(国内線)」
③ スマホの搭乗券は「出発24時間前」から
iPhoneのウォレット(ボタンを2回押すと出てくる画面)に搭乗券を入れておくと、保安検査場も搭乗口もスマホをかざすだけで通れて、子連れにはとても助かります。
ただ、この搭乗券はオンラインチェックインを済ませてからでないと、ウォレットに追加できません。そして国内線のオンラインチェックインができるのは、便の出発24時間前からです。出発の24時間前になると、チェックインの案内メールが届きます。
このことは事前に知っていたのですが、直前まで家族4人分の準備が終わらないのは、正直少し落ち着きませんでした。案内メールが届いたら、そのタイミングで家族全員分のチェックインを済ませておくと、当日の空港で慌てずに済みます。
出典:ANA公式「ANA国内線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」」
④ 家族で並んで座れた理由|安い運賃は座席指定が「24時間前から」
今回、我が家は「スタンダード」という運賃で予約しました。予約の時点で希望の並び席が空いていたので、家族4人分をまとめて指定できました。
新しい運賃では、いちばん安い「シンプル」や「セール」などは、事前の座席指定が出発24時間前からになります。オンラインチェックインのときに、空いている席から選ぶしくみです。
運賃(エコノミークラス) | 無料の預け荷物 | 事前の座席指定 |
|---|---|---|
シンプル | 1個/23kg | 出発24時間前から |
スタンダード | 2個/23kg | 無料(予約時に指定できる) |
フレックス | 2個/23kg | 無料(予約時に指定できる) |
セール | 1個/23kg | 出発24時間前から |
ANA公式サイトにも、「お子様とのご予約に際し事前に座席指定をご希望のお客様」は、座席指定ができる運賃で予約するよう書かれています。
機内を見渡すと、以前に比べて、一緒に旅行しているらしいグループや家族の席が離れている様子がいくつも目に入りました。理由はわかりませんが、席を選べるタイミングが運賃によって変わった影響もあるのかもしれない、と感じました。
子どもと離れて座るのは、親としてはやはり不安です。私は子どもと離れて座ることに不安があるので、予算が許すなら、予約時に席を選べる運賃を重視したいと思っています。ただし、席を選べる運賃でも、予約が遅いと並び席が残っていないことはあります。スタンダードとフレックスなら、預け荷物も1人2個まで無料です。
運賃ごとの違いは家族旅行の航空券を安く取る7つのコツに、子どもが座れない席のルールは飛行機で子供と離れて座らされない?|家族で隣に座る予約のコツにまとめています。
出典:ANA公式「2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃をリニューアルいたします。」
番外編|石垣空港に着いてから、レンタカーの送迎で30分以上待った
石垣島での移動はレンタカーです。今回はバジェット・レンタカー 石垣空港店を事前に予約しました。
選んだ理由は「早期割引90」
旅行の日程が早めに決まっていたので、90日前までの予約で対象のクラスが41%OFFになる「早期割引90」(WEB会員限定のキャンペーン)を使えたのが決め手でした。予約したのは「SUV1(コンパクトSUV)」クラス。当日割り当てられたのはトヨタのヤリスクロス(SUV1クラスの車の例として公式サイトにも載っている車種です)。新しい車体で、6日間とても快適に運転できました。大人2人・子ども2人で6日間借りて、支払った料金は29,283円でした。(割引の内容や料金は、時期・車種・予約のタイミングで変わります。最新はバジェット公式サイトで確認してください)
送迎の列で30分以上
石垣空港からお店までは、無料の送迎車があります。到着ロビーを出て、道路を挟んだ向かい側の「レンタカー送迎車乗り場」から乗り、お店までは約3分です。
ところが今回はとても混んでいて、集合場所に着くと、すでに利用者の長い列ができていました。結局、送迎車が3往復するのを見送り、30分以上待ちました。バジェット公式サイトにも、混雑時は送迎まで15〜20分ほどかかる場合があると書かれています。
タクシーでお店へ向かうことも考えましたが、送迎を担当するスタッフの方から「石垣空港での受付順に貸し出すので、タクシーで行っても待つことになる」と聞き、列で待つことにしました。
ここで効いてくるのが預け荷物です。機内持ち込みの荷物だけなら、着いてすぐ集合場所へ向かえます。でも大きな荷物を預けていると、受け取ってからでないと集合場所へ行けないので、そのぶん到着が遅れます。時期によっては、ある程度待つ前提で予定を立てておくと気持ちが楽です。
我が家は、列に並んで待つ人と、それ以外の人に分かれました。空港にはお土産のお店や飲食店、写真を撮りたくなる場所も多いので、待っている間も時間を持て余すことはありませんでした。
我が家の保険・補償の考え方
レンタカーの料金には基本の補償が含まれていて、そのうえで補償をオプション(有料)で追加できます。バジェットの場合、免責補償は事故のときの対物・車両の自己負担(免責額)を免除するもので、事故で車が使えなくなった期間の営業補償にあたるノンオペレーションチャージ(NOC)は別扱いです。NOCまで含めて免除される「セーフティパック」もあります(いずれも適用できないケースがあります)。
我が家は、沖縄では基本的にオプションの補償を付けていません。
理由は、基本の補償が使える事故であれば、自己負担のおおよその目安がわかるからです。バジェットの補償の案内では、今回のSUV1クラスで免責補償に入らない場合、対物・車両の免責額とNOCをあわせた「事故発生時ご負担金」は最大15万円とされています。我が家は、この金額なら貯金で対応すると決めています。ただし、これは自己負担のすべてが15万円以内に収まるという意味ではありません。別に実費がかかる場合や、補償の対象にならない事故・損害もあります。
一方、北海道など雪道を走る旅行では、スリップの心配が大きいと判断したときは補償を付けることもあります。誰が、どんな道を運転するのかを先に考えて決める、というのが我が家のやり方です。これはあくまで我が家の選択で、補償が要らないという意味ではありません。補償される範囲と対象外になる費用、家計で負担できる金額を確かめたうえで、それぞれの家庭で決めるのがいちばんだと思います。
補足:ふだんの自動車保険が、レンタカーでも使えることがある
レンタカーの補償を考えるとき、あわせて確認したいのが、自分や家族の車にかけている自動車保険です。自動車保険には「他車運転特約(他車運転危険補償特約)」という特約があり、友人の車やレンタカーなど、臨時に借りた車を運転しているときの事故も、自分の保険で補償される場合があります。
- 対象になる車:損保ジャパンやあいおいニッセイ同和損保では、「自家用8車種」(自家用の普通・小型・軽の乗用車など)に当たるレンタカーが対象と案内されています。ただし、運転する人や使い方などの条件も満たす必要があります
- 補償の中身:自分の契約と特約の条件によります。借りた車の修理代は、自分の車両保険でその種類の事故が対象になっているかも関係します(損保ジャパンでは、借りた車の時価額が限度)
- どちらの保険を使うか:損保ジャパンでは、借りた車の保険より優先して、自分の保険から支払うことができると案内されています。どちらを使うかは、レンタカー会社と保険会社に確認します
- 付いているかどうか:自動でセットされる保険商品もありますが、商品や契約によって違います。運転する人が「運転者限定」や年齢条件に当てはまるかも確認が必要です。自分名義の保険がなくても、家族の契約で対象になる場合があります
つまり、ふだんの保険の内容によっては、レンタカーを借りるときに新しく保険を足さなくても補える部分があるということです。ただし、レンタカー会社の追加補償をすべて代わりにまかなえるわけではありません。
- NOC(ノンオペレーションチャージ)は、他車運転特約でも一般に補償されません。NOCの負担を避けたい場合は、レンタカー会社のNOC免除のオプションを検討します
- 特約を使うと、自分の保険の等級が下がり(対人・対物の場合、通常3等級ダウン)、翌年以降の保険料が上がります
- 駐車中・停車中の事故など、対象にならないケースもあります
出発前に、保険証券や保険会社のアプリで「他車運転特約」が付いているか、どこまで補償されるかを確認し、わからなければ保険会社に問い合わせておくと安心です。
出典:損保ジャパン「他車運転特約」/損保ジャパン よくあるご質問/あいおいニッセイ同和損保 よくあるご質問/三井住友海上「他車運転特約とは」/ソニー損保「レンタカー利用時に自動車保険は必要?」
子連れのレンタカー予約やチャイルドシートのことは、子連れ旅行のレンタカー&チャイルドシートにまとめています。
出典:バジェット・レンタカー公式「石垣空港店」「レンタカーのご利用にあたって(保険・補償制度のご案内)」
出発前に確認しておきたいこと(我が家のチェックリスト)
- 予約した運賃で、無料の預け荷物は1人何個までか(シンプル・セールは1個、スタンダード以上は2個)
- 荷物は1個23kgまで。帰りはお土産で重くなる前提で、行きは軽めに
- 荷物の大きさは3辺の合計158cm以内(キャスターと持ち手を含む)
- 泡盛などを買うなら、度数24%超〜70%以下のお酒は1人5リットルまで。瓶のお酒は機内へ
- 子どもと並んで座りたいなら、予約時に席を選べる運賃を選ぶ
- 出発24時間前になったら、ANAアプリやウェブサイトで家族全員分のオンラインチェックインを済ませる(案内メールの送り先も事前に確認)
旅行全体の持ち物は家族4人の沖縄旅行 持ち物リストにまとめています。
まとめ|ルールを知っていれば、空港で慌てずに済む
今回、以前の感覚のままで困ったのは、帰りの荷物の重さでした。とくに無料で預けられるのは1個23kgまでという点は、家族旅行で本当に気づきにくい変化だと思います。我が家はその場で分け直せたので超過料金は払わずに済みましたが、知っていれば、最初から慌てずに済みました。
石垣島から渡った離島の話は、子連れで行ける沖縄離島TOP5にもまとめています。
※本記事の内容は2026年9月時点のANA公式サイトの情報と、我が家の体験にもとづきます。ルールや料金は変更されることがあり、路線・機材・運賃によっても異なります。最新・詳細は、かならずANA・バジェット・レンタカーの各公式サイトでご確認ください。
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