📌 この記事でわかること
- なぜ飛行機で子供の耳が痛くなるのか
- 一番のコツ=「飲み込む・あくび」の年齢別のやり方
- 離着陸で親ができる先回りの工夫
- 受診の目安(風邪・鼻づまりのときの注意)
「耳が痛い!」と離着陸で子どもが泣いてしまう——子連れフライトの"あるある"ですよね。私(miumiu)は歯科衛生士で、AOWダイバー(PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー)として耳抜きには人一倍向き合ってきました。その経験から、飛行機で子どもの耳の痛みをやわらげるコツを、親目線でまとめます。
※ 私は歯科衛生士であり、耳鼻科の専門医ではありません。痛みが強い・続く・聞こえにくいなどがあれば、耳鼻咽喉科にご相談ください。
なぜ飛行機で耳が痛くなるの?
耳の奥(鼓膜の内側)と外の気圧の差が原因です。離陸・着陸で気圧が急に変わると鼓膜が引っぱられて痛みが出ます。本来は「耳管(じかん)」という管が開いて圧を逃がすのですが、子どもは耳管が細く未発達なため、大人より痛くなりやすいのです。
一番のコツは「飲み込む・あくび」
耳管は、つばを飲み込む・あくびをする・ものを噛むといった動作で開きやすくなります。ダイビングの耳抜きと考え方は同じで、飛行機ではこの"飲み込む動作"がいちばん手軽で効果的です。
- 赤ちゃん(〜1歳ごろ):離着陸のタイミングで授乳・ミルク・おしゃぶり。「ごっくん」を促すのがポイント。
- 幼児(2〜6歳ごろ):飲み物をストローでひと口ずつ、またはあめ(のどに詰まらない年齢か確認して)。
- 小学生:あくびのまねっこ、飲み物、鼻をつまんで軽く圧を送る方法も(強くやりすぎないこと)。
我が家の"鉄板"は、ストロー付きの飲み物・あめ・ガムの3つでした。ストローで吸う・あめをなめる・ガムを噛む——どれも自然と「飲み込む・噛む」動作になるので、子どもがワクワク感を保ったまま、耳の痛みに敏感にならずに過ごせました。ガムはキシリトール入りを選べば虫歯になりにくく、歯科衛生士としても安心しておすすめできます(※あめ・ガムはのどに詰まらない年齢かを確認して)。
親ができる「先回り」の工夫
- 離着陸時は寝かせない:寝ていると飲み込みが減り、起きたときに痛くなりがち。下降のアナウンスで起こして飲み物を。
- 痛くなる前に始める:離陸直後と、着陸の30分前くらいから「ごっくん」を意識。
- 鼻づまりは事前にケア:鼻がつまっていると耳管が開きにくいので、出発前に通しておく。
「飛行機=痛い」の先入観を作らないことも大切
一度「耳が痛くて怖い」という記憶がつくと、先入観から飛行機そのものを嫌がる子は少なくありません。逆に言えば、痛みを"仕組み"で防いであげれば、飛行機は楽しい乗り物のままでいられます。我が家も、耳の痛み対策を続けるうちに子どもが飛行機を怖がらなくなりました。気持ちの問題に見えて、実は対策で解決できることが多いのです。
精神的な安定にはタブレットやスマホも効果的です。かさばらず、好きな動画やゲームに集中しているうちに離着陸が終わっていることも。過ごし方の工夫は子連れフライトの過ごし方&持ち物リストにまとめています。
風邪・鼻づまりのときは要注意
風邪や強い鼻づまり、副鼻腔炎があるときは耳管がふさがりやすく、痛みが強く出たり中耳炎につながることもあります。こういうときは無理をせず、事前に耳鼻科で相談を。中耳炎の治療中・耳に不安があるお子さんは、搭乗の可否も含めてかかりつけ医に確認してください。着陸後も痛みや聞こえにくさが続く場合も受診を。
あると安心|気圧対策グッズ
基本は「飲み込む動作」で十分ですが、痛みが出やすいお子さんには補助グッズもあります。
- 子ども用 飛行機用イヤープラグ(気圧調整タイプ):気圧変化をゆるやかにする補助。サイズが合わないと逆効果なので、対象年齢と装着感を必ず確認。(楽天で見る/Amazonで見る)
- 飲み込みを促すおやつ・あめ:離着陸時に「ごっくん」を促すのに。のどに詰まらない年齢かは要確認。(楽天で見る/Amazonで見る)
※気圧対策の耳栓は、低年齢のお子さんや合わない場合は使わない判断も大切です。心配なときは耳鼻科に相談を。
まとめ|「飲み込む」を先回りで
飛行機で子どもの耳が痛くなるのは気圧差が原因。痛くなる前に、飲み込む・あくびで耳管を開くのが一番のコツです。鼻づまりや風邪のときは無理をせず耳鼻科へ。先回りで備えれば、フライトの不安がぐっと減ります。
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