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家族旅行の航空券を安く取る7つのコツ|共働き4人家族の予約術

2026/5/24

家族旅行の航空券を安く取る7つのコツ|共働き4人家族の予約術

📌 この記事でわかること

  • 共働き4人家族が実践している航空券の予約術
  • 「安さ」だけでなく「家族の快適さ」を両立する考え方
  • 2026年5月〜のANA新運賃体系をふまえた最新の選び方

我が家の航空券予約は「安さ×快適さ」のバランス

我が家は共働きの4人家族(11歳と10歳の子ども)で、毎年沖縄と北海道への家族旅行を楽しんでいます。4人分の航空券は旅費のなかでも大きな割合を占めるので、少しでも賢く予約したいと考えています。

ただし、我が家が重視しているのは「最安値」ではなく「家族にとってちょうどいい選択」です。安さだけを追いかけると、早朝便や乗り継ぎ便になったり、座席がバラバラになったりして、子どもたちの負担が大きくなることがあります。

この記事では、航空会社比較の記事でも紹介した航空会社選びの考え方をベースに、実際の予約テクニックをまとめました。

コツ① ANA新運賃体系を理解して「ちょうどいい運賃」を選ぶ

2026年5月19日搭乗分から、ANAの国内線運賃体系が大きく変わりました。従来の「スーパーバリュー75」「バリュー55」といった日数ベースの割引は廃止され、シンプル・スタンダード・フレックスの3タイプに整理されています。

ANAの新しい3つの運賃タイプ:

  • シンプル——最安値水準の運賃。ただし予約変更は不可で、座席指定は出発24時間前から。預け手荷物は1個まで(23kgまで)
  • スタンダード——価格と利便性のバランス型。予約変更可(有料)で、予約時から座席指定が無料。預け手荷物は2個まで
  • フレックス——自由度が最も高い運賃。予約変更無料、座席指定も予約時から可能

大きな変更点は、価格が「何日前に買うか」ではなく「空席状況」に連動して変動する仕組みになったことです。以前のように「75日前までに買えば必ず最安」とはならず、空きが多い便は直前でも安く、人気便は早くから高くなります。

だからこそ我が家では、旅行日程が決まったらできるだけ早くチケットを購入するようにしています。空席連動型ということは、座席が埋まるほど価格が上がるということ。特にGW・お盆・年末年始などの連休は需要が集中するため価格変動が大きく、迷っているうちに数千円〜1万円以上跳ね上がることも珍しくありません。

実は今年の沖縄旅行で、まさにこの失敗をしました。「まだ先だから大丈夫」と余裕を持っていたら、ほんの数日のあいだに価格が上がってしまい、もっと早く買っておけばよかったと後悔しました。「早く買えば必ず最安」ではなくなりましたが、人気路線・連休シーズンほど早めの購入が有利という点は変わりません。

この記事が、同じような後悔をしないための参考になればうれしいです。日程が決まったら、まずは価格をチェックしてみてください。

JALも同様に早期購入割引(「先得」「スーパー先得」など)を提供していますが、各社とも運賃体系の見直しが進んでいるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。

LCC(ピーチ・ジェットスター)はセール時に予約できれば破格ですが、荷物・座席指定が別料金なので、4人家族では総額での比較が大切です。

コツ② 比較は「1人あたり」ではなく「4人の総額」で見る

航空券の比較サイトでは1人あたりの最安値が表示されますが、家族旅行では「4人分の総額」で比較するのが鉄則です。

なぜなら、LCCは基本運賃が安くても、荷物追加・座席指定・機内食などのオプションが別料金だからです。またANAの新体系では、運賃タイプによって預け手荷物の条件が大きく異なるため、ここを見落とすと「安いはずが高くついた」ということになりかねません。

我が家の比較チェックリスト:

  • 基本運賃 × 4人分
  • 受託手荷物の料金(ANAの新体系では従来の「総重量20kgまで何個でも無料」から、国際線と同じ「個数基準(ピース制)」に変わりました。「シンプル」は1個(23kgまで)、「スタンダード」「フレックス」は2個(各 23kgまで)が無料です。また、無料で預けられるサイズが3辺の合計203cm以内から158cm以内へと厳しくなっているため、大きめのスーツケースを使っている方は注意が必要です。「シンプル」運賃で2個目を預ける場合、路線によりますが1個につき5,500円の超過手荷物料金が発生します。荷物が2個以上になるとわかっている場合は、最初から2個無料の「スタンダード」を選んだほうがトータルで安くなるケースもあります。なお我が家はバックパック旅行に切り替えたので、この差が大きなメリットになっています)
  • 座席指定料金(ANAの「シンプル」は出発24時間前まで指定できない点に注意)
  • 変更・キャンセルの柔軟性
  • 出発時間帯(早朝5時台は子連れにはつらい)

運賃タイプごとの付帯サービスが異なるため、「シンプル」の安さだけで飛びつかず、家族の条件に合った運賃タイプを選ぶことが重要です。

コツ③ 曜日をずらすだけで数千円〜1万円変わる

同じ路線でも、曜日によって価格が大きく変わります。ANAの新体系では空席連動型の価格変動になったため、需要の少ない日ほど安くなる傾向がより顕著になっています。

我が家が意識しているポイント:

  • 金曜出発より木曜出発——1日ずらすだけで1人あたり数千円安くなることがある。有給を使える共働きの強み
  • 日曜帰りより月曜帰り——同様に、帰りを1日ずらすと混雑を避けられて価格も下がる

一方、時間帯(朝・昼・夕方)による価格差は、正直なところあまり実感がありません。時間帯よりも「その便の空席がどれだけ残っているか」のほうが価格に直結する印象です。

そのため我が家では、旅行日程が決まった時点で便ごとの価格を確認し、予算と出発・到着時間のバランスを見て選ぶようにしています。「この時間帯が安い」という固定のセオリーに頼るより、そのときの空席状況を見て判断するほうが実態に合っていると感じています。

共働きだからこそ、平日に有給を組み合わせて「ピーク外し」ができるのは大きなメリットです。

コツ④ マイルは「貯める」より「使い切る」が正解

ANAカード無しでANAを使い倒す記事でも書きましたが、我が家はANAカード(年会費有料のクレジットカード)を持っていません。

ANAカードがなくても、ANAマイレージクラブには無料で入会できます。スマートフォンのANAアプリをダウンロードして会員登録するだけで、デジタル会員証が発行されます。入会金も年会費もかかりません。

クレジットカードなしでもできること:

  • ANAやスターアライアンス加盟航空会社のフライトでマイルが貯まる
  • 貯まったマイルを「特典航空券」や「ANA SKY コイン」に交換できる
  • ANAマイレージモール(ネット通販経由)でもマイルが貯まる

一方で、ANAカードを持っていないと日々の買い物ではマイルが貯まらず、搭乗ボーナスマイルやファミリーマイル(家族のマイル合算)も使えません。我が家は年に2回の旅行がおもなフライト機会なので、正直なところマイルはなかなか貯まりません。

そこで我が家が活用しているのが、ANA SKY コインです。

スカイコインとは:

マイルをANAの航空券やツアーの支払いに使える電子クーポンに変換できるサービスです。特典航空券は繁忙期の予約が取りづらかったり、希望の便が空いていなかったりと、使い勝手が難しい面があります。その点、スカイコインなら好きな便の航空券代金に直接充当できるので、柔軟性が高いのがメリットです。

我が家のマイル活用法:

  • フライトで自然に貯まるマイルを取りこぼさない——搭乗時にマイレージ番号を紐づけるだけ。追加コストはゼロ
  • スカイコインに変換して旅行代金の足しにする——特典航空券の争奪戦を避け、好きな便を普通に予約してコインで割引
  • マイルの有効期限(3年)前に計画的に使い切る——貯めすぎて失効するより、スカイコインに変換して確実に消化

「マイルを貯めるためにカードを作る」のではなく、「無料の会員登録だけで自然に貯まるマイルを、スカイコインで無駄なく使い切る」というスタンスが、我が家には合っています。

コツ⑤ 座席選びは「運賃タイプ」と「子どもの年齢」で変わる

航空券を安く取ることも大切ですが、子連れ旅行では座席選びが快適さを大きく左右します。

ANAの新運賃体系では、「シンプル」運賃だと出発24時間前まで座席指定ができません。オンラインチェックイン開始時に初めて座席を選べる仕組みです。家族で並び席を確保したい場合は、予約時から座席指定できる「スタンダード」以上の運賃を検討する価値があります。

我が家の座席選び(現在11歳と10歳):

  • 通路側×2席を確保——子どもたちが自由にトイレに行ける配置。以前は窓側を欲しがりましたが、成長とともに通路側の快適さを理解するように
  • 前方席を選ぶ——到着後の降機が早い。乗り継ぎがある場合は特に重要
  • 非常口座席は避ける——足元は広いが、15歳未満は座れない規定がある

子どもが小さかった頃は窓側2列で景色を楽しませていましたが、年齢とともに最適な配置は変わります。「シンプル」で安く抑えるか、「スタンダード」で座席指定の安心を取るかは、家族構成や子どもの年齢で判断するのがよさそうです。

コツ⑥ 予約サイトは「比較→公式」の2ステップ

我が家の予約フローはシンプルです。

  1. まず比較サイトで相場を把握——Google フライトやスカイスキャナーで、日程・路線の相場感をつかむ
  2. 最終的に航空会社の公式サイトで予約——公式サイト限定の割引や、座席指定の自由度が高い。トラブル時の対応も公式が安心

ANAの新体系では空席連動で価格が変動するため、比較サイトで目星をつけた後、公式サイトで「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の価格差を確認するのがおすすめです。数千円の差で座席指定や手荷物の条件が大きく変わるので、家族の旅行スタイルに合った運賃タイプを選びましょう。

比較サイト経由で予約すると、変更やキャンセルの手続きが複雑になることがあります。特に子連れ旅行では予定変更のリスクがあるので、公式サイトからの直接予約を基本にしています。

コツ⑦ 「旅行費全体」で考える——航空券は一部にすぎない

航空券を安くすることに集中しがちですが、旅行費全体で見るとホテル代・食費・アクティビティ費のほうが大きいこともあります。

我が家は食費管理の記事で紹介したように、食費の最適化や家計全体の見える化で旅行費を捻出しています。航空券だけを切り詰めるのではなく、日常の家計管理から旅行費を生み出すという考え方です。

また、沖縄アクティビティの記事で紹介したように、現地での過ごし方を工夫することで、旅行全体の満足度を上げながらコストも抑えることができます。

💡 楽天トラベルをお得に予約するコツ(5と0のつく日・クーポン併用・楽天ポイント)は沖縄の宿の選び方の記事にまとめています。

まとめ——「安さ」と「快適さ」の最適解は家族ごとに違う

航空券の予約術は、ネットで検索すればたくさん出てきます。でも、子連れ4人家族にとっての「正解」は、単純な最安値ではありません。

ANAの新運賃体系では「シンプル」が最安ですが、座席指定の制限や手荷物の個数制限を考えると、子連れ家族には「スタンダード」のほうが結果的にストレスが少ないケースもあります。

出発時間帯、座席配置、荷物の自由度、変更の柔軟性——これらを総合的に判断して、家族にとって「ちょうどいい」選択をすることが、結果的にもっとも満足度の高い旅行につながります。

7つのコツのうち、まずは「4人の総額で比較する」ことから始めてみてください。それだけで、航空券選びの精度がぐっと上がるはずです。

次に読んでほしい記事

※この記事は我が家の実体験にもとづいています。航空券の価格・運賃体系は変更されることがあります。ANAの新運賃体系は2026年5月19日搭乗分から適用されています。最新の運賃は各航空会社の公式サイトでご確認ください。