📌 この記事でわかること
- 子供が座れない飛行機の座席(2種類)とその理由
- 公式予約なら「座れない席」は最初から選べない仕組み
- それでも"座れてしまう"ことがある理由と、親の注意点
- 機内で席を移されるのはなぜか
先日、家族で飛行機に乗ったとき、小さな子が非常口近くの席から1人だけ離れた空席へ移される光景を目にしました。客室乗務員(CA)が安全のために席を移動させたのですが、「予約の時点で防げないの?」と違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。私(miumiu)も同じ疑問をもち、ANAの公式ルールを調べて、子連れ予約で知っておきたいことを整理しました。
子供が座れない飛行機の座席は、主に2種類
航空法や安全基準により、子供(やその同伴者)が指定できない座席があります。大きく2種類です。
① 非常口座席(満15歳以上+援助できる人だけ)
非常口座席は、緊急時にCAの指示でドアの開放を手伝うなど、脱出の援助ができる人のための席です。そのため、満15歳以上で、一定の体力・実行能力・援助の意思がある人しか座れません。
- 満15歳未満は着席できません
- 国内線で満8歳未満/国際線で満12歳未満の子供を同伴している人も、子供のケアに専念する必要があるため着席できません
- 膝の上に幼児を抱いている人も座れません
② 膝の上に幼児を抱く場合(同じ列に複数は不可)
緊急時に使う酸素マスクの数は「座席数+1個」など限りがあります。そのため、膝の上に幼児を抱く乗客が、同じ列(並び)に複数座ることはできません。大人2人がそれぞれ膝上に子供を乗せる場合は、前後の列にするか、通路を挟んだ席にする必要があります。
公式サイト・アプリの予約なら「座れない席」は選べない
結論から言うと、ANAの公式サイトやアプリで、子供の年齢を正しく入力して予約すれば、ルール上座れない座席は最初から選択できない(ブロックされる)仕組みになっています。つまり、正しく予約していれば、本来この問題は起きません。
それでも"座れてしまう"のはなぜ?親が知っておきたい注意点
では、なぜ機内でCAに指摘される状況が起きるのか。考えられる要因と、私たちにできる対策を整理します(※あくまで一般的に想定される要因です)。
① 旅行会社・外部の予約サイト経由
パッケージツアーやネットの旅行予約サイト経由だと、年齢情報がANAの座席指定システムに完全には連動しないことがあります。経由予約のときは、子供に適切な座席になっているか、必ず自分でも確認しましょう。
② 年齢・生年月日の入力ミス
生年月日を誤って入力すると、システムは数値で判断するため、本来NGの席が選べてしまうことがあります。入力は正確に。なお、これは安全のためのルールです。制限を避ける目的で子供を大人として予約するようなことは、絶対にやめましょう。
③ 機材変更による座席の再配置
出発前に飛行機の機材が変わると、座席が自動で割り当て直されます。まれに、子供に不向きな席へ変わってしまうこともあります。出発前にもう一度座席を確認し、気になればANAに連絡を。
機内で席を移されるのは、安全のための"最終チェック"
本来は、空港のチェックインカウンターや搭乗口の段階で気づき、地上で座席を直すのが原則です。ただ今はオンラインチェックインが主流で、カウンターに寄らず保安検査場へ直接進む人が多くなりました。そのため、地上でのチェックをすり抜けて機内まで入ってしまうことがあります。
そうなると、最後に気づけるのは客室乗務員(CA)だけ。安全のため、その場で席を移してもらうことになります。目にした光景も、まさに「安全のためのやむを得ない措置」だったのだと思います。厳格なルールがあるのは、すべて乗客の命を守るためなのですね。
子連れで気持ちよく乗るためにできること
- 予約はできるだけ公式サイト・アプリで、年齢を正確に入力する
- 旅行会社経由のときは、座席が子供に適切か確認する
- 出発前にもう一度、座席をチェックする(機材変更に備えて)
- 不安なときはANAに問い合わせる(膝上の子が複数いる家族の並び席なども相談できます)
そもそも子連れに向く座席選び(通路側・前方など)や航空会社選びは、子連れ家族旅行におすすめの航空会社は?に、機内での過ごし方は子連れフライトの過ごし方&持ち物リストにまとめています。
まとめ|「座れない席」があるのは、すべて安全のため
子供が座れない席があるのは、緊急時に全員が安全に脱出するため。公式サイトで年齢を正しく入力して予約すれば防げますし、機内で席を移されるのも安全を守る最後のチェックです。仕組みを知っておけば、当日あわてず、気持ちよく搭乗できます。
出典:ANA公式サイト「非常口座席に関するよくあるご質問」「小さなお子様連れのお客様」ほか。ルールは変更されることがあり、機材・運航状況でも異なります。最新・詳細は必ずANA公式サイトでご確認ください。
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