📌 この記事でわかること
- 年齢・歯の生え方で変わる子供用歯ブラシの選び方
- 歯科衛生士ママが実際に使ったおすすめ4本の比較
- 「仕上げ磨き用」と「自分磨き用」を分ける理由
子供の歯ブラシ、年齢で選び方がこんなに変わるって知ってた?
こんにちは、歯科衛生士ママのmiumiuです。
子供の歯ブラシって、ドラッグストアに行くとずらーっと並んでいて、正直どれを選べばいいか迷いますよね。キャラクターもの?ヘッドの大きさ?毛の硬さ?
実は、子供の歯ブラシは「歯の生え方」によって、重視すべきポイントがまったく違います。年齢はあくまで目安であり、同じ5歳でも歯の生え方には個人差があります。大切なのは、お子さんの口の中が今どの段階にあるかを見て選ぶことです。
歯科衛生士として多くのお子さんのお口を見てきた経験と、自分の子供たち(11歳と10歳)で実際に何年もいろいろ試してきた経験から、本当におすすめできる歯ブラシを4つだけ厳選しました。
「とりあえずこれを使っておけば間違いにくい」という選択肢を、歯の生え方の段階別にお伝えしていきますね。
関連記事:子供の歯磨き 年齢別ガイド
歯の生え方で選ぶ・歯ブラシ選びのポイント
まずは、歯の生え方の段階ごとにどんな歯ブラシが合いやすいのかを整理しておきますね。年齢はあくまで目安です。お子さんの口の中を見て、今どの段階に近いかで判断してみてください。
乳歯が生え始める時期(目安:0〜2歳):安全性がいちばん大事
この時期は、まだ歯磨きに慣れていないお子さんがほとんど。歯ブラシを噛んだり、振り回したりすることも多いです。
- ヘッドは極小サイズ(乳歯の大きさに合ったもの)
- ハンドルは太め・短めで握りやすいもの
- のど突き防止の設計があると安心
- 基本的に仕上げ磨き用がメインになる時期
この時期は「子供が自分で磨く用」と「仕上げ磨き用」を分けて用意するのがおすすめです。
乳歯が生えそろう時期(目安:3〜5歳):自分で磨く練習が始まる
少しずつ自分で歯磨きをする練習が始まる時期ですね。ただ、まだまだ仕上げ磨きは必要な年齢です。
- ヘッドは小さめのまま(乳歯列に合ったサイズ)
- ハンドルは子供が握りやすい太さ
- 毛はやわらかめ(歯ぐきを傷つけにくい)
- 歯磨きが嫌いなお子さんには、キャラクターものも一つの手段
歯磨きイヤイヤ期のお子さんには、こちらの記事も参考になるかもしれません。
関連記事:イヤイヤ期の歯磨き対策
乳歯と永久歯が混在する時期=混合歯列期(目安:6〜12歳):対応がカギ
乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に入ると、歯の大きさがバラバラになります。この時期は磨き残しが出やすいんですよね。
- ヘッドはコンパクト(奥歯の奥まで届くもの)
- 毛の硬さは「ふつう」が基本(歯科医師・歯科衛生士に相談のうえ調整)
- ネックが細めで操作しやすいもの
- 電動歯ブラシの導入を検討してもよい時期
歯科衛生士ママが本当に使った おすすめ歯ブラシ4選
ここからは、実際に使ってみてよかった歯ブラシを4つご紹介します。歯科専売品からドラッグストアで買えるものまで、それぞれの特徴をまとめました。
1. オーラルケア タフト17(1〜7歳向け)
歯科医院で取り扱われることの多い、いわゆる「歯科専売品」の定番です。
- ヘッドがとにかく小さく、乳歯の細かいすき間にもしっかり届きやすい
- 毛先が丸く加工されていて、歯ぐきにやさしい設計
- カラーバリエーションが豊富で、子供が自分で選ぶ楽しさも
- 1本あたりの価格もお手頃(まとめ買いするとさらにお得な場合も)
わが家でも、子供たちが小さい頃からお世話になっていた歯ブラシです。歯科医院で購入できるほか、ネット通販でも手に入ります。
2. ライオン DENT.EX こども(混合歯列期向け)
歯科医院で購入できるライオンの業務用ライン。混合歯列期のお子さんに向いています。
- コンパクトヘッドで、大きさの違う歯が並ぶ口の中でも操作しやすい
- 毛の密度が高く、効率よくプラークを除去しやすい設計
- ネックが細く、奥歯の裏側にもアプローチしやすい
- 歯科医院またはネット通販で購入可能
混合歯列期は磨き残しが増えがちな時期なので、こういったヘッドの小さい歯ブラシが活躍してくれる場面が多いと感じます。
3. Ci502 / Ci503(小学生向け)
歯科専売ブランド「Ci」のジュニアモデル。小学生くらいのお子さんにちょうどいいサイズ感です。
- Ci502はやや小さめヘッド、Ci503は少し大きめ — お子さんの口の大きさに合わせて選べる
- 毛の品質が高く、へたりにくいという声も多い
- 1本あたりの価格が抑えめなので、適切な頻度で交換しやすい
- 歯科医院またはネット通販で購入可能
わが家の子供たち(11歳と10歳)は、今はこのCiシリーズをメインで使っています。コスパが良いので、「毛先が開いてきたかな?」と思ったらすぐに交換できるのが気に入っています。
4. フィリップス ソニッケアー キッズ(4歳〜 電動デビューに)
「電動歯ブラシってどうなんだろう?」と気になっている方に、選択肢の一つとしてご紹介します。
- 専用アプリと連動して、歯磨きをゲーム感覚で楽しめる仕組み
- 2段階のパワーモード(低年齢向け・高年齢向け)で長く使える
- ブラシヘッドは2サイズ(コンパクト・レギュラー)付属
- 振動で汚れを落とすので、磨く「テクニック」への依存が減る可能性がある
ただし、電動歯ブラシだけで完璧に磨けるとは限りません。手磨きとの併用や、引き続き仕上げ磨きをしてあげることも大切です。
電動歯ブラシについてもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
関連記事:子供用電動歯ブラシおすすめ5選
おすすめ4選 比較表
商品名 | 対象年齢 | ヘッドサイズ | 毛の硬さ | 入手先 | 価格帯(税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
タフト17 | 1〜7歳 | 極小 | やわらかめ | 歯科医院・通販 | 約120〜180円/本 |
DENT.EX こども | 混合歯列期 | コンパクト | やわらかめ〜ふつう | 歯科医院・通販 | 約200〜300円/本 |
Ci502/Ci503 | 小学生〜 | コンパクト | やわらかめ〜ふつう | 歯科医院・通販 | 約60〜120円/本 |
ソニッケアー キッズ | 4歳〜 | 2サイズ付属 | (振動式) | 家電量販店・通販 | 約5,000〜8,000円(本体) |
※ 価格は時期や購入先によって変動します。最新の価格は各リンク先でご確認ください。
「仕上げ磨き用」と「自分磨き用」は分けよう
意外と見落としがちなのが、仕上げ磨き用と子供が自分で使う用の歯ブラシを分けること。
子供が自分で磨くと、どうしても歯ブラシを噛んでしまったり、ゴシゴシと力が入りすぎたりして、毛先がすぐに開いてしまいがちです。毛先が開いた歯ブラシでは、仕上げ磨きの効率がぐっと下がってしまいます。
なので、「子供用(練習用)」と「仕上げ磨き用」で2本用意しておくのがおすすめです。仕上げ磨き用には、ヘッドが小さくてネックが長めのもの(親が持ちやすいもの)を選ぶと、奥歯の裏まで届きやすくなります。
歯ブラシ交換のタイミング、覚えておきたい目安
「この歯ブラシ、いつ替えればいいんだろう?」と迷うこと、ありますよね。
目安としては、以下の2つを覚えておくとよいかと思います。
- 毛先が外側に開いてきたら交換 — 歯ブラシを背中側から見て、毛先がヘッドからはみ出して見えたらサインです
- 使用期間は約1ヶ月が目安 — 毛先が開いていなくても、毛のコシ(弾力)は徐々に低下していく傾向があります
ちなみに、1ヶ月もたないくらい早く毛先が開いてしまう場合は、ブラッシング圧が強すぎる可能性があります。お子さんの磨き方を一度チェックしてみてあげてください。
おやつの選び方も、歯の健康に関わります
歯ブラシ選びと同じくらい大切なのが、日々のおやつの内容。ダラダラ食べや糖分の多いおやつは、どんなに良い歯ブラシを使っていてもむし歯リスクを高めてしまいます。
関連記事:子供のおやつの選び方
まとめ:歯の生え方に合った歯ブラシで、毎日の歯磨きをもっとラクに
子供の歯ブラシ選びのポイントを改めてまとめると、こんな感じです。
- 歯の生え方(お口の発達段階)に合ったヘッドサイズ・毛の硬さを選ぶ(年齢はあくまで目安)
- 仕上げ磨き用と自分磨き用は分ける
- 毛先が開いたら(or 1ヶ月目安で)交換する
- 歯科専売品は品質が高い傾向がありますが、ドラッグストア品でもこまめに交換するほうが大切
「高い歯ブラシ=良い歯ブラシ」とは限りません。お子さんの年齢やお口の状態、入手のしやすさなども考えながら、無理なく続けられるものを選んであげてくださいね。
気になることがあれば、かかりつけの歯科医院で相談されることをおすすめします。歯科衛生士がお子さんに合った歯ブラシを提案してくれることも多いですよ。
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